Poem & Lyrics sometimes Rhyme御徒町凧 × 田渕徹
朗読、弾き語り、Conversation(言葉にまつわるetc)、、、
■ 御徒町凧(おかちまち かいと)
1977年 東京生まれ 詩人。
2006年 第一詩集『人間ごっこ』を刊行。以後の詩集として『いつも、ミシン』(07年)『人に優しく』(09年)『朗読会の記録(一)家具』(10年)『朗読会の記録(二)道路』(10年)『朗読会の記録(三)空気』(11年)『砂の言葉』(16年)、さらには写真家・佐内正史氏と共に制作した写真詩集『Summer of the DEAD』(18年)がある。最新作は『雑草・他』(19年)。
森山直太朗の楽曲共作者としてほぼ全ての作品の作詞を手がけ、2008年『生きてることが辛いなら』で「第50回日本レコード大賞作詞賞」を受賞。2009年には劇場映画『真幸くあらば』で監督を務め、同作は第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門にノミネートされた。演出家としても森山直太朗のライブステージや音楽劇の構成や脚本・演出を担当していた他、演劇舞台『なにげないもの』(06年)、演劇舞台『なんかやりたい』(18年)、2019年にはV6の20th CenturyによるTEWNTIETH TRIANGLE TOUR『カノトイハナサガモノラ』を作・演出。また自身主催の詩の朗読会『POETORY CALLAS』も定期的に開催している。(現在休止中)
■ 田渕徹(たぶち とおる)
音楽家、詩人、三姉妹の父。
ソロ弾き語りとバンド(グラサンズ)で全国活動中。
自作曲、特に詩の世界に好評を博し、奇妙礼太郎への楽曲提供や映画「愛しのアイリーン」主題歌の作詞曲を担当。その他、詩のワークショップ「Word Watching」を主催するなど、音楽を軸とした多様な創作活動に関わっている。
■ 10月7日開催【Poem & Lyrics sometimes Rhyme】に寄せて
初めて「詩」に触れたのは小学生低学年の時に教科書に載っていた谷川俊太郎氏の「二十億光年の孤独」という詩で、初めて「詞」に触れたのは同じ時期にテレビから流れたザ・ブルーハーツの「リンダリンダ」。
そして今年46歳になる僕が「詩」と「詞」のイベントをしたいなと思って出演者としてすぐに思い浮かんだのが、御徒町凧(おかちまちかいと)氏と田渕徹(たぶちとおる)氏でした。
77年生まれと78年生まれの両氏を思い浮かべたのはきっと偶然ではなくて、彼らの作品の中に同じ流行に包まれて過ごしてきた逃れようのない空気を感じたからでは
ないかなと思っています。
もちろん彼らは他の誰でもない彼らであるし、時代という言葉で片付けられるものなど何もないけれど、それでもやはり僕ら彼らは何か誰かのチルドレンであるし、周り(時代や人)によって形取られていく存在であると思います。
今だけでも山ほどの素晴らしい「詩」と「詞」があり、時と言語を変えれば星の数ほどそれはあり、けれど出会えるそれは数が限られて、寄り添うそれはさらに少なく、感じる心は脆く移ろいやすい。
今ここに両氏の詩を参考がてら載せようとしたけれど、行間も文字の大きさも紙質もフォントもどうにもならずやめた。
2023年10月7日大阪淀川区十三片隅雑居ビル狭い室、生きる今この時、【Poem & Lyrics sometimes Rhyme】にて、無限に広がる言葉の出会いがありますように。
ぜひお越しください。
RAINCOAT
小林広希
- DATE
- MEMBER
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御徒町凧
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田渕徹
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- OPEN
- 19:00
- START
- 19:30
- CHARGE
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¥ 3,000
※1ドリンク代別途必要